大阪府では、感染者が連日1,000名を超え、ついには重症者病床使用率が100%に達したということがしきりに報道されています。大阪のほうが東京よりもひどい感染状況であると考えてしまいますが、本当にそうなのでしょうか? 東京都と大阪府がそれぞれ公表しているデータから検査数・感染者数の一週間平均をとったものを算出しました。
検査数が大阪よりも少ない東京都
まず目につくのが、ここ1週間の検査数です。大阪は約14,000件に対して、東京では8,500件程度。大阪のほうが東京よりも1・65倍の検査をおこなっていることがわかります。検査を多くおこなえばおこなうほど、陽性者数も多くなることは当然です。東京は右肩上がりの陽性者率
陽性者率を見ると、大阪では7・95%(4/22)、東京では7・60%(4/22)と大差ありません。つまり、東京でも、大阪と同程度の検査件数を実施すれば、陽性者数も大阪と同様に1,000名を超える可能性があるということです。陽性者率の傾きをみると、大阪では8%程度で落ち着いている(ほぼ水平)のに比べて東京では右肩上がりです。今後、東京のほうが大阪よりも深刻なコロナ感染状況になることも予想されます。無為無策でここまでコロナ感染を拡大させた菅政権・小池都知事の責任は極めて重大です。7/4の都議会議員選挙、そのあとの総選挙で必ず政権交代を実現させましょう!
※東京都が毎日公表している検査数が4/22以降されなくなりました。東京都には至急、検査数のデータ開示を求めます。
小池都知事は、「関西であんなに大変になっている。首都圏でそれを繰り返したくない」と言っていますが、陽性者率は大阪を上回っています。検査数は大阪より0.62倍少ない状態です。
— 上杉ただし (@uesugi_jcp) April 26, 2021
大阪と同じ検査件数を行えば、大阪より多くの陽性者が出る可能性が高いと思うのですが…https://t.co/uqSLREcDUt pic.twitter.com/3YaayooCUa
両者のグラフが比較しやすいように、グラフのスケールを合わせました。 pic.twitter.com/WCpXOCaUaz
— 上杉ただし (@uesugi_jcp) April 27, 2021
0 件のコメント:
コメントを投稿