全都オンライン演説会…志位委員長が訴え 上杉都議予定候補も参加
「都議選・総選挙でのダブル躍進を」と4月21日(水)夜、オンラインによる全都演説会がおこなわれ、志位和夫委員長が「都議選で前回の19議席を必ず確保しさらにいっそうの躍進をめざす、総選挙では比例東京ブロックで3議席(現在2議席)を奪還しさらに史上初の4議席をめざす、小選挙区でも議席をもぎ取ろう」と訴えました。また、作家の室井佑月さんが「日本共産党を応援します!」という激励メッセージを寄せました。同時視聴者は、15,000人に達しました。われらが上杉ただし予定候補も参加し、力強いポーズで紹介されました。
共産党が伸びれば政治は変わる!
志位委員長は演説の冒頭で、2013年、17年の都議選で日本共産党が連続して躍進したことで、たとえば、認可保育所の数が1・7倍になったことを例に「日本共産党を伸ばせば政治が変わる」「今年の都議選で3度連続前進して政治を変えよう!」と訴えました。
またこの間のコロナ対応でも、日本共産党の「PCR検査を拡大し感染を封じ込めよ」という主張が政府を動かしはじめ、菅政権も規模拡大の方向に舵を切りはじめ、小池都政も、4月の補正予算で高齢者・障害者施設等への「週1回」の検査のための予算を計上するという大きな変化をかちとっています。
そのことを紹介したうえで志位委員長は、「第4波」は自民・公明の菅政権による人災であり、大規模検査の具体的な実行、中小業者に対する十分な補償、医療機関への減収補てんと病床確保、東京オリンピック・パラリンピックの中止など、いま政治がなすべきことを提起し、そのためには、日本共産党の前進がどうしても必要と訴えました。
都政を変える4つのチェンジ
では、都政をどう変える(チェンジする)べきか? じつは小池都知事のコロナ対応は菅政権以上のものではなく、「やっているふり」にとどまっています。このことを指摘したうえで志位委員長は、①医療、介護、障害福祉、保育など「ケア」に手厚い東京をつくること、②「稼ぐ東京」の名での大企業のもうけ第一の都政から、福祉と暮らし第一の都政に切り替えること、③ジェンダー平等を進め、個人の尊厳を大切にする都政をつくること、④米軍横田基地への空軍オスプレイ配備、無法な低空飛行をやめさせ、平和な東京をつくることの「4つのチェンジ」を提起し、内容を紹介しました。
本当の対決構図は、日本共産党VS自民・公明・都民ファースト
最後に志位委員長は、「都議会議員選挙の本当の対決の構図は、日本共産党対自民・公明・都民ファーストにある」と強調し、そのうえで「都議選での日本共産党の躍進は、菅政権に対するサヨナラの審判となるとともに、市民と野党の共闘を前進させる巨大なインパクトになる。都議選で躍進、続く総選挙で政権交代を実現し、野党連合政権をつくろう!」と訴えをしめくくりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿